西日本豪雨災害の災害ボランティアへ参加してきました。
広島県の本郷町という町で、テレビで見るような物凄い土砂崩れは無い地域でしたが、あちこちで床下・床上浸水していて建物の壁には2m近い水没の跡が所々ありました。
新築のアパートは1階が全滅で全開で乾燥中、コカ・コーラの工場は水没したジュースやフォークリフトが中庭に山積み。自動車修理工場には修理中のお客さんのBMWが丸ごと水没。
キャリアカーも水没し、ガラスが割れてます。
フェンスには流れてきた草木が大量に引っ掛かり、水圧でフェンスごとなぎ倒されています。
数少ないコンビニエンスは水没したにも関わらず、急ぎで復旧したのか、通常通り営業してボランティアの方々の大量の弁当と飲み物を提供しています。
しかし、駐車場には水没して動かなくなった4tトラックが放置されています。
ゴミの集積場はホコリがすごく、そのホコリで結膜炎になる人も多いそうです。
現地で復旧を手伝い私が感じたことは、
1:報道では伝わっていない様々な問題が有ること。
2:困っている人を自分の時間とお金を使って自腹でワザワザ助けにくる人たちがとにかく多いこと。
3:その人たちを受け入れる人たちもとても対応が良く、休みもなく頑張っているにも関わらず一生懸命働いていること。
4:逆にどさくさ紛れで関係ない仕事を頼んでしまう人もいること。
とても綺麗事だけでは片付かない様な問題もありました。
しかし、今まで大して人の役に立てなかった自分として、多少の恩返しができたのかも?という考えと、
少なからず私の行動で喜んでくれた人がいたという事への些細な喜びを感じ、とてもいい経験になったと思います。